物理工学コースからのおしらせ
R01/H31年度 物理工学 談話会開催について
物理工学ユニットでは、以下のように談話会を開催します。
講師:香取哲平 (Senior Lecturer, King.s college London)
演題:ニュートリノ反応物理学
日時:8月9日(金)15:00~
場所:工学研究院 総合研究棟 W202室
現在、ニュートリノ物理学は、素粒子物理学の中で特に注目されています。標準模型(the Standard Model, SM)にニュートリノの質量を足した"ニュートリノ標 準模型(the neutrino SM)"は、これまでに知られていない物理量の存在を指摘しており、それらをニュートリノ振動実験で測ることが現在、そして近未来の大規模素粒子実験の最大のテーマです。ニュートリノ反応物理学(Neutrino interaction physics)はそのためのツールであり、これなしでは実験の成功もニュートリノ標準模型を超える新物理(Beyond the neutrino SM)の発見もありません。この談話会では、ニュートリノ反応物理学の最先端、MeVからPeVエネルギー領域まで、加速器ニュートリノから高エネルギー天体ニュートリノまでのニュートリノ反応物理学の最新成果をレビューします。
ポスターはこちらをご覧ください。
世話人:南野彰宏
どなたでも参加できます。お気軽にご参加下さい。