物理工学コースからのおしらせ


R01/H31年度 物理工学 談話会開催について

談話会中止のお知らせ

以下のように予定していた談話会を中止します。

昨今のコロナウイルスの感染状況などを踏まえ、大変残念ではございますが、
以下の談話会を中止とさせていただきます。

あしからずご了承ください。

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物理工学ユニットでは、以下のように談話会を開催します。


講師:南野 彰宏

演題:ニュートリノによる宇宙史の探索

日時:2月28日(金)16:30~

場所:総合研究棟W701

宇宙はニュートリノで満たされており、その歴史に深く関わっています。宇宙には、ピックバンで同じ数だけ生成された粒子と反粒子のうちなぜ粒子だけが残ったのかという大きな謎があります。T2K実験は、この謎を解く鍵となるニュートリノにおける粒子と反粒子の対称性の破れの探索を行っています。本談話会では、T2K実験の最新成果と新型前置ニュートリノ検出器の速報をお話します。次のトピックとして、宇宙誕生から138億年の間に起こった1017回の超新星爆発で生み出され、現在も宇宙に漂っている超新星背景ニュートリノの世界初観測に向けた研究をお話をします。このニュートリノが観測できれば、超新星爆発のメカニズムおよび宇宙の元素製造工場である大きな質量を持つ星の歴史を直接探ることができます。本談話会では、この超新星背景ニュートリノ観測に向けたスーパーカミオカンデおよびハイパーカミオカンデのハードウェアの開発研究についてお話します。

ポスターはこちらをご覧ください。

世話人:山本勲、関谷隆夫、大野かおる