物理工学コースからのおしらせ


R02年度 物理工学 談話会開催について

物理工学ユニットでは、以下のように談話会を開催します。
昨今のコロナウイルスの感染状況などを踏まえ、 Zoom 会議形式で開催させて頂きます。


講師:小林 真隆 氏(博士課程後期3年)

演題:高繰り返しシングルショット法によるマルチ時間スケールダイナミクスの研究

日時:5月22日(金)16:00~

場所:会場:ZOOM会議( ミーティングID: 971-5706-2534 )
【注】パスワードについては世話人もしくは物理工学ユニット教員にお問い合わせください

物質の超高速応答の理解は、次世代の半導体デバイスや相変化材料を用いた記 憶デバイスの開発に重要である。光誘起の相変化現象では、電子励起に伴うサブ ピコ秒の速い緩和ダイナミクスが引き金となり、ナノ秒~マイクロ秒の広範な時 間スケールで構造変化が生じる不可逆現象であるが、このダイナミクスを完全に 理解するためには、構造変化途中を含めた高速ダイナミクスを連続的に測定する 必要がある。本研究では、波形信号の変化をリアルタイムで測定可能な高繰り返 しシングルショット分光手法を開発・応用することで、レーザー加工時における 表面構造の変化に伴うキャリアダイナミクスの変化を明らかにした。

ポスターはこちらをご覧ください。

世話人:片山郁文