物理工学コースからのおしらせ

物理工学ユニットでは、以下のように談話会を開催します。
昨今のコロナウイルスの感染状況などを踏まえ、 Zoom 会議形式で開催させて頂きます。

講師：磯部　智遥　氏（博士課程後期３年）

演題：自己無撞着LGWΓ法による高精度第一原理計算の研究

日時：6月 8日（月）14：00～

場所：会場：ZOOM会議( ミーティングID: 987-4860-7192 )
【注】パスワードについては世話人もしくは物理工学ユニット教員にお問い合わせください

多体摂動論に基づいたGreen関数法であるGW近似による計算は、局所密度近似 や一般化勾配近似におけるバンドギャップの過小評価をある程度改善する手法と して用いられるようになってきた。近年、準粒子方程式を線形化したLGW法や、 バーテックス補正を取り込んだGWΓ法等を用いることにより、計算の更なる高精 度化も可能になってきた。しかし、それらを実際に取り入れたことによる効果に ついての研究はこれまで殆ど行われていない。本研究では、通常のGW計算から、 自己無撞着GW,LGW,LGWΓと段階的に高精度化した計算を行い、線形化及び バーテックス補正が計算精度を向上させるメカニズムについて研究を行なった。

ポスターはこちらをご覧ください。

世話人：大野かおる