物理工学コースからのおしらせ
R06年度 物理工学 談話会開催について
物理工学ユニットでは、以下のように談話会を 対面形式で開催させて頂きます。
講演者:大島 彬広(博士課程後期3年)
場所: 総合研究棟 W202室
演題: アト秒超短パルス光源を用いたスペクトル干渉光学系による過渡複素屈折分光
日時: 2024年10月28日(月)15:00 - 16:00
概要:
光の制御は、光物性の根源である光と電子の相互作用に関する理解を深める上で重要である。 近年、アト秒(10-18秒)の時間分解能を持つ極端紫外(XUV)超短パルス光源を用いた分光計測により、気体・液体・固体系内の電子における励起ダイナミクスの計測が行われている。 しかし、電子励起に起因する吸収率と位相の実時間変化、すなわちXUV領域における複素屈折率のダイナミクスは未だ未解明である。 本研究ではダブルアト秒パルスを用いたスペクトル干渉光学系を構築し、XUV領域における複素屈折率の実時間変化を明らかにした。 本発表ではアルゴン原子系の自動電離過程における計測結果を報告する。
どなたでもお気軽にご参加いただけます。
ポスターはこちらをご覧ください。
世話人:武田淳・片山郁文