2022年度　物理工学：ニュース

講義中の山本教授

令和5年3月31日をもって退職される山本勲教授の最終講義を開催しました。
コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけ変更の議論に鑑み対面での開催とも可能となり、ハイブリッド形式での開催となりました。講義室の総合研究棟W202室には非常に多くの聴講者が集まったため、一部の方は遠隔で最終講義に参加することとなりました。

「磁気科学の歩み」と題して山本教授が横浜国に大着任直後から行ってきた研究生活を振り返る内容のお話しをされていました。
金属水素化物のエネルギー変換・水素貯蔵に関する物性研究から始まり、強磁場発生への取り組み、さらには磁場を結晶育成、物質配向に応用する磁場効果に関する研究といった、山本教授が携わって来られた研究について、多くの成果を交えて解説していただきました。

参加者からの幾つかの質疑応答の後、これまでの教育・研究に対する貢献に対する感謝の意味を込めて、花束を贈呈しました。

開始を待つ山本教授	W202室は聴講者でいっぱいです
磁気科学の歩みから講義開始	講義中の山本教授
いつもと変わらぬ口調でお話しいただきました	講義の最後に花束贈呈を行いました